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Archive for the ‘CPUクーラー’ Category

LGA775 CPUクーラーとファンを掃除

Wednesday, July 23rd, 2014

最も効果的と思われる静音化。

 

デスクトップでPCケースを開けた事が無くうるさいならまずは掃除。一般家庭なら1年も経てばホコリは溜まっていると思われ、布団の有る部屋や喫煙するなら更に期間は短くなるもの。

 

LGA775 CPUクーラーの奥に有る銀色の網のような鉄、ヒートシンクにホコリが積もって付着していないか。ファンを指で軽く押さえてエアダスターで吹く、または掃除機で吸いましょう。

 

グラフィックボード搭載でファンが付いているなら盲点になり易い箇所。ファンが下を向いている事から見えづらく、外すかPC本体を倒してLGA775 CPUクーラーと同じように掃除を。

 

PCを例に。上のこちらを向いている物がLGA775 CPUクーラー、その下に有る赤い小さめな基板で赤いファンがチラ見えしている物が。

 

購入時と比較し、やたらとうるさくなった場合は掃除で改善されるは良く有る事。

使用環境とLGA1156 CPUクーラー寿命

Saturday, May 24th, 2014

寿命とか交換とか考えないといけないですよね。使う環境とかにもよるのでしょうけど。

LGA1156 CPUクーラーは長時間の高速運転に耐える製品ですが、当然、寿命があります。その寿命は使用環境によって異なりますが、特に温度の影響が大きく、カタログ等で記載される数値には必ず何℃における値、といった表現がされています。

もちろん、塵芥の多い環境などで使用すれば寿命は短くはなりますが、大雑把に言って、通常のACファンで25,000時間、DCファンでは40,000時間はあります。さらに長寿命タイプの製品の中には20万時間を達成している特殊な製品もあります。この場合、20年間以上も連続運転できるわけで、機器本体の寿命よりも長いかもしれません。

こうなると、INTEL PCクーラーの交換は考える必要がありません。なお、FA機器など悪条件下での使用に対しては、防油仕様や防水仕様のファンがあります。

取り付け場所や取り付け方法で注意する事項はありますか。

露出して取り付ける場合は、安全対策としてフィンガードを使用してください。また、塵芥対策が必要な場合はフィルターの併用を推奨します。また、ファンを取り付けるとその開口部は、電磁波が自由に行き来できる通り道になるため、電磁ノイズの出入り口が設けられたとも言えます。ファン単体でできる対策はファンの接地やシールドをしっかり採ることですが、装置としての対策も講じる必要があります。

実際の取り付け上の注意としては、フランジの取り付け穴にリブの無いLGA1156 CPUクーラー、長いネジで貫通して固定することは強度に問題があるので避けてください。希にタッピングビスで取り付けようとする例も見受けますが、これもやってはいけません。

LGA1150 CPUクーラーの掃除・クリーニング

Tuesday, May 20th, 2014

「ヴォーン」とパソコンの裏あたりから。パソコンを開けてみると、CPUクーラーにゴミや埃がたまってました。

LGA1150 CPUクーラーの音がうるさいというのは、一体型のパソコンやデスクトップのパソコンにはよくあるトラブルです。数年に一度はクリーニングしておくと、それだけで音が静かになるし再起動や電源が落ちるなどのトラブルを防ぐことが出来ます。

CPUクーラーの清掃・クリーニングは大きく3段階に分けることができると思います。個人個人のレベルや知識に応じて行うことができるわけです。

パソコンのカバーを外し,扫除机などで吸い取る

この方法は特に難しい分解等をせず、パソコンのカバーを外しゴミや埃がたまっているCPUファンあたりに掃除機をあて掃除するという方法。基盤やメモリー等に掃除機をあてないよう慎重にクリーニングします。

こんな感じで汚れているので,扫除机で可能な限り吸い取っていきます。

CPUクーラーまで外して,扫除机などで吸い取る

次の方法がこれです。INTEL PCクーラーが外しやすい、外しにくいなど程度の差はありますが、基本的にネジを4本抜くなどで、CPUクーラーは外すことができます。

この状態で掃除機などで吸い取ります。

CPUクーラーを取り外しているので、それなりにきれいにクリーニングすることができます。カバーなどもきれいにして再度CPUファンと一緒に元通りに取り付けます。。ここまでクリーニングするのが一般的な対処法です。

ヒートシンクを取り外して,掃除する(完全クリーニング)

ソケットからヒートシンクを取り外し、ヒートシンクも分解してクリーニングします。こ の完全バージョンはある程度CPUソケットの外し方が理解できれば、難しいものではありません。ただCPUソケットにもいくつか種類があったり、グリスが 乾燥してCPUとヒートシンクがくっついて外せなかったりと、いろんな事も起こり得ますので注意して行うといいかと思います。

まとめ

さて今回、LGA1150 CPUクーラーの掃除・クリーニング方法を3通り紹介しました。そのパソコンのCPUファンの形状や汚れ具合などで、どの方法で行うかは違ってくると思います。基本的には掃除機で吸い取るだけでもかなりの効果は期待できますので、パソコンの音がうるさい、CPUクーラーの音がうるさいという時は、まず試してみるといいかと思います。

LGA1156 CPUクーラーの騒音元をつきとめる

Tuesday, May 13th, 2014

騒音元をつきとめる

PCの騒音となるパーツ、LGA1156 CPUクーラー・VGAクーラー・ケースファン・電源・HDDの静音化を一気に施してしまうのであれば、どこが最も騒音の原因となっているかを調べる必要はありませんが、通常最も騒音を発しているPCパーツから交換していこうと考えると思います。

一般的なPCパーツの騒音の大きさ

お使いのPCによって大きく異なる場合もありますので、参考程度に留めて欲しいのですが、一般的には上図のような感じで、騒音を発していると思います。HDDアクセス音の騒音については、人によってうるさいと感じる人とあまり気にならない人がいるようなので載せていません。

騒音元をつきとめる簡単な方法

できるだけ無駄なパーツ交換をすることなく、静音化を図りたいのであれば、騒音元の音の大きさを1つずつ確認していきます。

具体的には、PCのケースのサイドパネルを開けっ放しの状態で、PCの電源を入れ、INTEL PCクーラーを指で押さえて騒音を確認していきます。

CPUファン、ケースファンはファンの中央を指で押さえれば止めることができると思います。全てのファンを止めた状態でも騒音がある場合は、電源がうるさいということになります。

LGA1156 CPUクーラーは怪我をするほどの速さで回っているわけではありませんが、いちおう実行する場合は注意しましょう。また、PCケースを開けっ放しの状態で、長時間PCを作動させるのは、あまり良くない場合があるので、騒音元の確認が出来たら閉じましょう。

LGA1156 CPUクーラーの掃除の仕方

Friday, April 18th, 2014

ホコリの堆積が風量を損なわせる

LGA1156 CPUクーラーと同様に、ファンは空気の吸排出に使われるため、羽根部分などによくホコリが付着する。放置しておくと風量が損なわれるだけでなく、回転に支障をきたすこともある。そうなるとケース内エアフローが徐々に弱くなってしまうため、掃除は欠かせない。また、ファンの軸受け部は繊細な構造になっているので、ムリな力を加えて壊さないように注意しよう。

なお、電源に搭載されたファンを清掃するために、わざわざ電源を分解してはならない。保証が受けられなくなるし、何よりも故障の原因になりやすい。エアダスターを吹き付けるなど、あくまで外からのクリーニングにとどめるべきだ。

羽根を押さえてからエアダスターで掃除

エアダスターを使う際は、羽根部分を軽く手で押さえよう。LGA1156 CPUクーラーをエアダスターで高速に回してしまうと故障する可能性がある。

ウェットティッシュでピカピカにする

仕上げとして、ウェットティッシュを使って拭き取れば完璧。ツルツルの新品状態にして、また長い間マイPCを冷却してもらおう。

LGA775 クーラー異音-分解清掃した

Tuesday, April 8th, 2014

INTELの電源を入れると通常に起動するのですが、使用中に異音がするそうでして、お預かりして異音がするか現状調査いたしました。

起動してからしばらくすると異音が

症状を確認できたので、分解していきます。このタイプはパソコンをひっくり返すと裏からLGA775 クーラーが見えるのですが、取り出そうとしても、蓋やネジがないので下記のように、ばらさないとCPUクーラーは取り出せません。

裏のネジを全て外し、キーボードを取外し→スーパーマルチドライブを取外し、上部カバーを取外し、やっとこさこの状態までになります。

INTELから取り外した目的のCPUクーラーです。CPUとGPUを冷却する目的でつくられているので、当然と言えば当然かもしれないのですが、真冬には触りたくないぐらい部品が冷たいんです。

熱を吸収してCPUクーラーが回転して熱を逃がす仕組みになっております。分解してINTEL CPUクーラーグリスを塗る準備をします。

結構埃がこびりついております。羽の一枚一枚掃除した後に軸にグリスを塗り込みます。

本体に組み込んでしまうと、CPUクーラーが回転しているか見えない(見えづらい)のでVAIOを仮組の状態で電源を入れて確認します。この状態の時には、 キーボードもマウスもハードディスクも抜いている状態なので、操作は一切できませんが、目的はCPUクーラーの回転を見るためなのでこれでいいのです。

写真でCPUクーラーが回転しているのが分りますでしょうか?見事回転しております。

あとは組立後、清掃してもう一度起動させて異常が無いか各部チェックして完了です。今回はLGA775 クーラーの グリスアップで復活しましたが、時によって回転すらせず部品交換になる場合も御座います。CPUクーラーが回転しないと熱暴走を引き起こし、重要なCPUを 傷めてしまうことがあります。CPUを傷めた場合の修理費用は高額になりますので、今回のように早めの対応が大切です。

LGA1156 CPUクーラー交換修理

Tuesday, April 8th, 2014

LGA1156 CPUクーラーはなぜ壊れるのか?

ノートパソコンにはほとんどの場合CPUやチップセットを冷却するためのファンが付いています。

このINTEL CPUクーラーは小さくても大事な役割があり、小さな筐体の中にあるCPUが熱で壊れてしまわないようにグルグルと回り続けています。

最近は、インターネットなどに画像や動画が多くなりグラフィックなどにもかなりの負荷がかかることからファンの冷却も無くてはならないものとなっています。このファンは、高温になる部分に配置されているため、温度が高い状態で回り続ける劣悪な環境で働かされています。

ベアリングのグリスが固まって回転しなくなったり、軸が磨耗して回転ブレから異音がしたり、ホコリが溜まって回らなくなったりと、トラブルが多いものです。時々使うていどのパソコンなら数年持つかもしれませんが、毎日使うパソコンであれば1年も使えばホコリが溜まってしまうのも無理はありません。部屋の掃除は時々?してもパソコンの掃除は忘れがちです。

そうこうして、パソコンのファンの回転が悪くなるとファンエラーが表示されたり、場合によっては内部の温度が高くなりすぎてHDDなどの故障の原因にもなります。HDDは65度以上になると故障の確率が増えます。

INTEL CPUクーラーの長持ちの秘訣は?

とにかくパソコンの周りに付いたホコリを掃除機で吸い取ってください。

キーボードを掃除機で吸うとキーが取れてしまうことがありますので、キーボードの掃除にはハボキなどのアタッチメントが必要です。掃除は、定期的に!使用頻度にもよりますが、3ヶ月に一度くらいは掃除してあげてください。

INTEL CPUクーラーのメンテナンス・交換修理

CPU冷却ファンの故障について、ノートパソコンの冷却不良は、CPU、マザーボード、HDDなどの故障の原因となります。早めの修理依頼がパソコンを長持ちさせます。

異音が出始めてから、すぐにご依頼いただいた場合は、ほとんどのケースで分解注油メンテナンス(8,400円)で直ることが多いのですが、そのまましばらく使い続けますと、LGA1156 CPUクーラーの軸が磨耗してしまい、CPUクーラー部品の交換が必要となってしまいます。

グラフィックカードLGA1150 クーラーの異音

Thursday, April 3rd, 2014

(VGAボード)から異音が発生しました。LGA1150 クーラーやチップセットクーラー、ケースクーラーなどのクーラーからもよく出ます。特にスリーブベアリングを使用したクーラーからが多いです。最近、流体軸受けのクーラーも多いですが、私が使ったクーラーはすぐに異音が発生しました。

このカードの異音状況は、パソコンを朝の一発目に電源を入れる時によく発生していました。これは温度が低い事が原因で、グリースかクリアランスの関係だと思います。

そして、クーラーのみ交換できないかと、インターネットや店舗を見てみましたが、代替できそうなクーラーのみの販売はありませんでした。売っているのはヒートシンクごとの交換となり、値段は5000円~といった感じでした。

このグラフィックボード(ビデオカード)は新品でも1万円位なので、5000円という値段は新品を買った方がいいような気がする微妙な値段です。しかし、新品を買っても安いクーラーが付いているのか1年ちょっとで異音が出るんですよね。異音が出ては、新品を買っていましたがハッキリ言ってムダですよね。

今回、どうにかINTEL CPUクーラーをバラして再生できないものかと挑戦して、異音解消できましたので紹介します。

ちなみに、交換前の異音状況は、電源投入時の初期に異音が出だしてから半年ほど放置し、通常状態でも異音が出たりする状態にまで発展させましたが、修理すると異音が全くしなくなりました。クーラーならば、CPUやケースクーラーなどでも有効だと思います。

このページではINTEL LGA1150 クーラーを分解していますが、他のグラフィックカード(ビデオボード)のクーラーでも大差は無いと思います。

分解、異音解消方法

まず、裏面のヒートシンクを固定しているネジ(外してみるとわかりますがナットです)4本をドライバーで外します。

すると基盤からヒートシンクとクーラーが一式で外れます。そして、白い外のカバーを外して、クーラーを取り付けているネジを3本外します。

やっと異音の原因である、冷却クーラーモーターが外れました。

裏のシールをはがすと真ん中にクーラーの軸が見えます。クーラーの種類によっては、ここにゴムの栓があります。マイナスドライバーでコジルと簡単にとれます。

クーラーの軸にプラスチック製のCリングのようなものがありますので、精密ドライバーのマイナスなどで外します。(上の画像の軸のまわりに見える白い部品がそうです、この画像では軸の左下に外して置いています)

すると、羽(プロペラ?)を外す事ができます。軸受け(スリーブ)は青さびが少し発生していましたので、グリスが切れていたようです。異音はこの部分から出ていたようです。軸の磨耗や傷を心配しましたが、大丈夫でした。

クリーニングをして、赤色のグリースを注入しました。このグリースは、遠心力に負ける事なく、回転部分に引っ付く特性がある特殊なタイプです。長期潤滑に最適ではないかと思い使ってみました。

反対側はボールベアリングが使われていました。スリーブベアリングとボールベアリングを使ったタイプのようですね。2ボールベアリング仕様であれば、異音はなかなか出ないかもしれません。

ボールベアリングは問題ありませんでしたが、以前に誤発注で買っていたベアリングがたまたまピッタリだったので、ついでに日本製の高級ベアリング(420円)に交換しておきました。今思えば2個あったので、加工してダブルベアリングにしてもよかったかもしれません。

あとは、組み付けするだけです。ヒートシンクにシリコングリスを塗布するのを忘れずに・・。完成後、軸からの異音は全くないです。静かになるので、LGA1150 クーラー自体の音が気になりますが・・

その後、1年ほどで異音が鳴りだし、またグリスを注入して更に半年ちょっとが経過しました。私の使用方法(1日約12時間)では、もうそろそろ限界のようです。4年使っているので、17500時間使ってます。

異音がするので開けると左の画像のようにグリスが無くなっています。軸部分には青サビが出ていました。

グラフィックカードLGA1150 クーラーの異音

Thursday, April 3rd, 2014

(VGAボード)から異音が発生しました。LGA1150 クーラーやチップセットクーラー、ケースクーラーなどのクーラーからもよく出ます。特にスリーブベアリングを使用したクーラーからが多いです。最近、流体軸受けのクーラーも多いですが、私が使ったクーラーはすぐに異音が発生しました。

このカードの異音状況は、パソコンを朝の一発目に電源を入れる時によく発生していました。これは温度が低い事が原因で、グリースかクリアランスの関係だと思います。

そして、クーラーのみ交換できないかと、インターネットや店舗を見てみましたが、代替できそうなクーラーのみの販売はありませんでした。売っているのはヒートシンクごとの交換となり、値段は5000円~といった感じでした。

このグラフィックボード(ビデオカード)は新品でも1万円位なので、5000円という値段は新品を買った方がいいような気がする微妙な値段です。しかし、新品を買っても安いクーラーが付いているのか1年ちょっとで異音が出るんですよね。異音が出ては、新品を買っていましたがハッキリ言ってムダですよね。

今回、どうにかINTEL CPUクーラーをバラして再生できないものかと挑戦して、異音解消できましたので紹介します。

ちなみに、交換前の異音状況は、電源投入時の初期に異音が出だしてから半年ほど放置し、通常状態でも異音が出たりする状態にまで発展させましたが、修理すると異音が全くしなくなりました。クーラーならば、CPUやケースクーラーなどでも有効だと思います。

このページではINTEL LGA1150 クーラーを分解していますが、他のグラフィックカード(ビデオボード)のクーラーでも大差は無いと思います。

分解、異音解消方法

まず、裏面のヒートシンクを固定しているネジ(外してみるとわかりますがナットです)4本をドライバーで外します。

すると基盤からヒートシンクとクーラーが一式で外れます。そして、白い外のカバーを外して、クーラーを取り付けているネジを3本外します。

やっと異音の原因である、冷却クーラーモーターが外れました。

裏のシールをはがすと真ん中にクーラーの軸が見えます。クーラーの種類によっては、ここにゴムの栓があります。マイナスドライバーでコジルと簡単にとれます。

クーラーの軸にプラスチック製のCリングのようなものがありますので、精密ドライバーのマイナスなどで外します。(上の画像の軸のまわりに見える白い部品がそうです、この画像では軸の左下に外して置いています)

すると、羽(プロペラ?)を外す事ができます。軸受け(スリーブ)は青さびが少し発生していましたので、グリスが切れていたようです。異音はこの部分から出ていたようです。軸の磨耗や傷を心配しましたが、大丈夫でした。

クリーニングをして、赤色のグリースを注入しました。このグリースは、遠心力に負ける事なく、回転部分に引っ付く特性がある特殊なタイプです。長期潤滑に最適ではないかと思い使ってみました。

反対側はボールベアリングが使われていました。スリーブベアリングとボールベアリングを使ったタイプのようですね。2ボールベアリング仕様であれば、異音はなかなか出ないかもしれません。

ボールベアリングは問題ありませんでしたが、以前に誤発注で買っていたベアリングがたまたまピッタリだったので、ついでに日本製の高級ベアリング(420円)に交換しておきました。今思えば2個あったので、加工してダブルベアリングにしてもよかったかもしれません。

あとは、組み付けするだけです。ヒートシンクにシリコングリスを塗布するのを忘れずに・・。完成後、軸からの異音は全くないです。静かになるので、LGA1150 クーラー自体の音が気になりますが・・

その後、1年ほどで異音が鳴りだし、またグリスを注入して更に半年ちょっとが経過しました。私の使用方法(1日約12時間)では、もうそろそろ限界のようです。4年使っているので、17500時間使ってます。

異音がするので開けると左の画像のようにグリスが無くなっています。軸部分には青サビが出ていました。

LGA1150 クーラーに関する注意事項

Tuesday, April 1st, 2014

ここで、冷却クーラーと熱について少し説明しておきましょう。「LGA1150 クーラー」は CPU にくっつける扇風機であり、風を送ってCPUを冷却するもので、回転数が速いほど冷やす力も高いと考えて構いません。ただし、回転が速いと音がうるさかったりするので注意です。これはモノにもよりますけどね。

CPUクーラーは「ヒートシンク」と「クーラー」と呼ばれる部分に分かれています。「クーラー」は要するに扇風機の事ですね。「ヒートシンク」とは鉄の板が縦にたくさん並んでいるような部分で、クーラーの下にあります。伝導してきた熱がヒートシンクから放熱され、クーラーからの風で冷やされる訳です。

CPUクーラーは風を送って冷やすものですが、他に水冷式の大がかりなものもあり、こうした物を含めてCPUを冷やすもの全般を「CPUクーラー」と言います。CPUクーラーもINTEL CPUクーラーの1つという事ですね。まあ特殊な状況でない限り、普通はクーラー(送風式)のもの使うと思って構いません。

CPUは熱に弱く、通常 70℃ を越えると危険と言われています。この温度はマザーボードによっては測定可能ですが、対応していない場合は測定できません。温度にはケース内の換気、風通しの良さ、ケース自体の大きさなんかも関係してきます。もちろんCPUの種類によっても異なります。

普通に使う限りあまり気にする必要はないのですが、熱に弱い事は頭に入れておいて、通気孔を塞いだりとか、暑い中で長時間使うとか、そういう事をすると誤動作の元になる事ぐらいは覚えておくべきです。特に夏は注意ですね。

最近は「TDP」という数値が CPU の性能説明に付いている場合もあります。これは「Thermal Design Power(サーモ・デザイン・パワー)」の略で、直訳すると「熱設計電力」です。この数値が高いほど熱くなる事を意味するので、CPUクーラーを選ぶ際には目安になります。

なお、CPUクーラーは扇風機ですから、長期間使っているとだんだんホコリが付着していきます。部屋のクーラーのフィルターがホコリで目詰まりして行くように、クーラーの下にあるヒートシンクにもホコリが貯まっていき、それが冷却能力の妨げになっていく事があります。

もし CPUクーラーの騒音が大きくなってきたら、それはホコリなどの影響で冷却能力が下がり、それをカバーするために扇風機が必要以上に回っている可能性が高いです。もちろんそのままでは CPU が焼け付いたり、パソコンが止まる原因になります。

たまには CPUクーラーの掃除もしておきましょう。外側から掃除機「ブォー」っと吸い込んでも取れますが、中に入り込んだホコリまで取るのは難しいです。

LGA1150 クーラーはネジを外せば、扇風機の部分だけを取り外すことが出来ます。丸ごと取り外すと着脱が大変なのですが、扇風機の羽を外すだけなら簡単な場合が多いので、出来れば年に1度ぐらいは扇風機を外してヒートシンクに付いたホコリの掃除をしたいところですね。