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E6400 グラフィックボードクーラーの異音解消方法

Monday, February 10th, 2014

まず、裏面のヒートシンクを固定しているネジ(外してみるとわかりますがナットです)をドライバーで外します。

すると基盤からヒートシンクとクーラーが一式で外れます。そして、白い外のカバーを外して、クーラーを取り付けているネジを外します。やっと異音の原因である、グラフィックカードクーラーモーターが外れました。

裏のシールをはがすと真ん中にクーラーの軸が見えます。クーラーの種類によっては、ここにゴムの栓があります。マイナスドライバーでコジルと簡単にとれます。

E6400 グラフィックボードクーラーの軸にプラスチック製のCリングのようなものがありますので、精密ドライバーのマイナスなどで外します。すると、羽(プロペラ?)を外す事ができます。

軸受け(スリーブ)は青さびが少し発生していましたので、グリスが切れていたようです。異音はこの部分から出ていたようです。軸の磨耗や傷を心配しましたが、大丈夫でした。クリーニングをして、赤色のグリースを注入しました。このグリースは、遠心力に負ける事なく、回転部分に引っ付く特性がある特殊なタイプです。長期潤滑に最適ではないかと思い使ってみました。

反対側はボールベアリングが使われていました。スリーブベアリングとボールベアリングを使ったタイプのようですね。2ボールベアリング仕様であれば、異音はなかなか出ないかもしれません。

ボールベアリングは問題ありませんでしたが、以前に誤発注で買っていたベアリングがたまたまピッタリだったので、ついでに日本製の高級ベアリングに交換しておきました。

その後、1年ほどで異音が鳴りだし、またグリスを注入して更に半年ちょっとが経過しました。私の使用方法(1日約12時間)では、もうそろそろ限界のようです。4年使っているので、17500時間使ってます。

前のグリースも高級な部類ですが、今度は更に高級な違うタイプのグリースに変更しました。以前のグリースでは半年も経つと、たまに異音が出ていましたが、このグリースに変えてからは1年経っても異音が出ません。あれだけ酷使したE6400 グラフィックボードクーラーですが、グリースの選択だけで復活するもんなのですね。