電源アダプタFAQ

低価格!高品質! 最短当日出荷!


Archive for the ‘グラフィックボードクーラー’ Category

Inspiron 1400 グラフィックボードクーラーを掃除しなければならない5つの理由

Saturday, February 22nd, 2014

ホコリの詰まったInspiron 1400 グラフィックボードクーラーは騒音の原因

CPUの上にはヒートシンクという金属が密着して載っており、フィンという多数の羽が付いており放熱します。それをファンで吸気し冷却するわけですが、ホコリが詰まっているとフィンに風が行かずヒートシンクの性能を発揮出来ずCPUの冷えが悪い。

冷えないからもっと回せとマザーボードが指示を出し、ぶん回っても冷えないものは冷えない。室温が高く高負荷を続ければ、高性能なCPUは100℃近く発熱し、これはやばいとシャットダウンさせます。故障の原因にも。

パーツ単位の寿命、コンデンサ破裂も有り得る

実際にあった事ですが、ヒートシンクが冷えず、しかし電源を落とされる程の高熱でも無く。この状態が長期間続くと、ヒートシンク周辺に有るマザーボードの電解コンデンサが劣化し耐えられなくなった時に破裂し液を吹きます。

1000台に数台程度ですが、破裂したコンデンサから液が垂れてマザーボードはもちろん、グラフィックカードも故障していたパソコンも見ました。静かに破裂する事も有れば、ポシュ、バシュ、パン!とハデに行くことも有り。独特の悪臭が漂います。

放熱出来ずCPUの高負荷が続けば消費電力も上がる

蛍光灯を外してみたり、寝る前外出時にブレーカーを落とす省エネ。大変結構ではありますが、その前にCPUやグラフィックボードクーラーを掃除しているでしょうか。省エネという目的でもよろしいかと存じますが、パソコンの寿命を延ばす為にもクリーニングしましょう。

ホコリでファンが回らなくなれば故障への近道。ファンがなぜ回っているのかは、冷却するため、放熱する事が理由。ハードディスクやDVD、CDはデータを読み書きする為に回りますが、その他の回転物は全て空気を流すもの。冷やして電圧を下げるためには、まず掃除くらいに思いましょう。

最悪、Inspiron 1400 グラフィックボードクーラーを外す事にもなる

特に喫煙者の居る空間や湿気の多い場所は、ホコリが固まり易くなり、ご多分に漏れずヒートシンクが詰まるもの。湿度が低ければ吹けば飛ぶホコリでも、湿気を吸ったりタバコを吸わせる事で壁紙のように密着する事は珍しくありません。

ファンの隙間から綿棒で掃除する手も有りますが、フィンの隙間に入ってしまうとエアダスター程度では吹き飛ばず。ヒートシンクを外して裏側からエアーを吹くなど、自作PCユーザや修理現場並の技術や知識が必要。素人が換装すると高確率で壊します。

E6400 グラフィックボードクーラーの異音解消方法

Monday, February 10th, 2014

まず、裏面のヒートシンクを固定しているネジ(外してみるとわかりますがナットです)をドライバーで外します。

すると基盤からヒートシンクとクーラーが一式で外れます。そして、白い外のカバーを外して、クーラーを取り付けているネジを外します。やっと異音の原因である、グラフィックカードクーラーモーターが外れました。

裏のシールをはがすと真ん中にクーラーの軸が見えます。クーラーの種類によっては、ここにゴムの栓があります。マイナスドライバーでコジルと簡単にとれます。

E6400 グラフィックボードクーラーの軸にプラスチック製のCリングのようなものがありますので、精密ドライバーのマイナスなどで外します。すると、羽(プロペラ?)を外す事ができます。

軸受け(スリーブ)は青さびが少し発生していましたので、グリスが切れていたようです。異音はこの部分から出ていたようです。軸の磨耗や傷を心配しましたが、大丈夫でした。クリーニングをして、赤色のグリースを注入しました。このグリースは、遠心力に負ける事なく、回転部分に引っ付く特性がある特殊なタイプです。長期潤滑に最適ではないかと思い使ってみました。

反対側はボールベアリングが使われていました。スリーブベアリングとボールベアリングを使ったタイプのようですね。2ボールベアリング仕様であれば、異音はなかなか出ないかもしれません。

ボールベアリングは問題ありませんでしたが、以前に誤発注で買っていたベアリングがたまたまピッタリだったので、ついでに日本製の高級ベアリングに交換しておきました。

その後、1年ほどで異音が鳴りだし、またグリスを注入して更に半年ちょっとが経過しました。私の使用方法(1日約12時間)では、もうそろそろ限界のようです。4年使っているので、17500時間使ってます。

前のグリースも高級な部類ですが、今度は更に高級な違うタイプのグリースに変更しました。以前のグリースでは半年も経つと、たまに異音が出ていましたが、このグリースに変えてからは1年経っても異音が出ません。あれだけ酷使したE6400 グラフィックボードクーラーですが、グリースの選択だけで復活するもんなのですね。

XPS M1730 グラフィックボードクーラー掃除・クリーニング

Monday, February 10th, 2014

グラフィックボード(ビデオカード)は、パソコンパーツではCPUとCPUクーラーの関係に似ています。

グラフィックボードは内部にGPU(グラフィックスチップ)が内蔵されていてここで画面描画などの処理が行われています。GPUはグラフィックボードのファンの下に隠れています。GPUはCPUと同じく発熱が大きく、最近のパソコンパーツの中ではCPUより消費電力・発熱が大きくなっています。

よってCPUと同じく排熱の問題は気を付けておくべきことになります。

CPUは熱暴走で電源が落ちるなどの予兆があるのですが、グラフィックボードは電源が落ちるというのはあまりなく、どんなに発熱が高くてもかなり限界まで稼動します。壊れるまで動作し続けるという傾向です。

その結果クーラーの回転数が上がり続け、音がうるさくなったり、高温で使用し続けた結果、クーラーの故障、GPU(グラフィックスチップ)やVRAM(ビデオメモリー)、コンデンサなどの故障につながり、ある日突然画面表示されない、起動しない、縦線・縞模様が出るなどの症状が出ます。

XPS M1730 グラフィックボードクーラー側。埃がいろんなところに付着しています。まだまだ軽微なほうではあります。たまにキノコが生えたようになっているグラフィックボードもあるのです。

グラフィックボードを固定しているネジを外します。スロットの爪に注意です。マザーボードのメーカーによって爪のあるなしは異なります。爪を確認しながらグラフィックボードを引き出します。素手でもOKですが、静電気防止の白手袋を使用するといいかと思います。仕組みはCPUと似ていて、GPUの上にヒートシンク(金属)、その上にFANという感じです。クーラーの風でヒートシンクに伝わった熱を逃がすわけです。

「風の流れ」を作るというのが大事です。ヒートシンクに埃が付着しているのでとります。マイナスドライバー、綿棒、エアダスターなどを使用します。グラフィックボードを取り出すと、こうした作業ができます。かなりきれいになりました。XPS M1730 グラフィックボードクーラーの風がヒートシンクを抜けて行きます。ファンは綿棒などで掃除します。

専用のブラシを使用すると、グラフィックボードにダメージを与えることなくクリーニングできます。グラフィックボードを取り付けの際、トラブル防止のためスロット部分もきれいにしました。

グラフィックボードの掃除・クリーニングは、下記のような効果があるといわれています。パソコン内部のクリーニングと同時に行うと効果的です。

負荷時・アイドリング時ともにGPU温度が下がる。

パソコン内部の温度を全体的に下げる。

GPUからの熱を効果的に排熱する。

クーラーの音が静かになる。

GPU、VRAM(ビデオメモリー)の熱による故障率を下げる。

クーラーの回転数が正常化するため、省電力化、グラフィックボードクーラーの故障率を下げる。