電源アダプタFAQ

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HP 2140 アダプタは3年以上使わないほうがイイ

これは業務ユースでの前提です。業務ユースという定義は、システムの一部の機材のように、24時間365日連続通電している使用用途です。

電子機器と言うのは、大抵内部の回路では直流電源が必要で、+5Vや+12Vなどがよく使われています。これに対して電源コンセントに来ている電源は交流100Vで。これらの異なる電源タイプを変換するために、通称HP 2140 アダプタと呼ばれるAC/DC変換器が必要になります。

このACアダプタを連続長期間稼働すると、3年程度を境にして故障率が急激に高くなると私の経験で感じています。新設したシステムが3年を超えると少しずつ故障が出てくることがありますが、多くの場合は内部回路のコンデンサの容量抜けなどの部品の消耗が原因です。

このようなネガティブなイメージの多いACアダプタですが、一昔前は電源回路を機器本体内に持っていたため、電源回路が壊れれば即修理になりました。しかし、HP アダプタ電源のように電源回路を切り離したことで、故障した場合はこのACアダプタだけを交換すれば、再び安定稼働できることもあります。しかし、このように簡単に交換できないケースもあります。

ACアダプタにも種類があって、出力するDC電源の電圧や電流に違いがあります。さらにDC側のコネクタ形状が物理的にもいろいろあって、単にACアダプタとひとくくりにできないのが現状です。できることなら、DV電圧のタイプをいくつか設定して、業界標準にして欲しいくらいです。そうすればACアダプタを入手できないことから開放されます。

3年以上経過した機材では、故障になった場合には本体を疑う前に、HP 2140 アダプタから疑ってみたほうがいいかも、です。以外とACアダプタは原因究明の対象外になることが多いので。

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