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LTN160AT01 液晶パネル調査対象技術の概要

LTN160AT01 液晶パネルは、薄型、軽量、低消費電力といった特徴を有しており、テレビ、PC モニタ、モバイル機器(携帯電話、PDA、デジタルカメラ等)、車載パネル等の需要が拡大している。ここでは、幅広い応用分野をもつ液晶において、特に重要な研究開発課題である「液晶表示装置の画質向上技術」を調査対象とし、画質向上技術の中でも特に「広視野角化」に関して、詳しい分析を行った。以下に調査対象技術の要素技術を示す。

1.液晶配向モード

液晶配向モードには多数の技術が存在するが、今回の調査では TN(Twisted Nematic)、STN(Super Twisted Nematic)、IPS(In-Plane Switching)、VA(Vertically Aligned)、OCB(Optical Compensated Bend)を調査対象とする。

2.位相差板

位相差板とは、LTN160AT01 液晶パネルと偏光板の間に設置される光学補償を行うためのフィルムである。TN は安価に製造することが可能であるものの、IPS や VA と比較して視野角特性に非常に難がある。この課題は位相差板(光学補償フィルム)を利用することによって解決可能である。

3.配向分割

液晶分子は電圧を印加することにより、プレチルト角で制御された向きに起き上がる。仮に全ての液晶分子の起き上がり方が揃っている場合、液晶分子を見る角度によってコントラストや色あいが変化することになる。こういった課題を解決し、液晶表示装置の広視野角化に寄与する技術として、配向分割技術が提案された。

4.その他の要素技術

LTN160AT01 液晶パネルの光学的な特徴は、ディスプレイの目的・用途に応じて、照明装置(光源)と偏光板、反射板等の各種フィルムの組み合わせや各部材の配置を柔軟に設定できる点にある。

液晶自体は発光しないため、表示にはバックライト、フロントライト、あるいは周囲光などの何らかの光源が必要である。光源の位置によって、液晶パネルの種類は「透過型」「反射型」「半透過型」などのように分類される。

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