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FSP300-60GHT電源スイッチボタンが奥にめり込んで押せなくなったら?

Thursday, February 20th, 2014

デスクトップパソコンをはじめとする多くのコンピューター装置は電源を入れて起動するのに、ボタンを指で奥側に押し込んでスイッチを入れる形のものが多いですね。

FSP300-60GHT 電源ボタンはBIOSの起動やスタンバイモードからの立ち上げのたびに押すため、購入してから壊れて使わなくなるまでの長期間のうちに何百回、あるいは何千回とボタンを押していく事になります。
しかしその途中で、稀に内側でボタンが引っかかってめり込んだ状態から戻らなくなってしまい電源が入らなくなったり、あるいは余計にひどい破損が出てしまう事があります。


軽い引っかかり程度でしたら指で押し直してみたり、針で隙間を引き出してみて元に戻る場合もあるのですが、もしもパソコンの外側からではどうしてもスイッチが押し込まれたまま戻せない時はどうすれば直る?という疑問について。

まずデスクトップパソコンの場合は、電源コンセントを抜いてから『PCケース』(パソコンのカバー)のネジをドライバーで取り外して、ケースを空けて内側から、スイッチを上手に押し出してみて下さい。

PCケースをひとまずかぶせ直してもう一度FSP300-60GHT 電源ボタンを押してみましょう。BIOS画面やOSロゴ、デスクトップ画面がちゃんと表示されて正常に動き、またボタンも異常が無ければ、ひとまずは大丈夫です。

FSP300-60GHT電源の注意事項

Friday, January 3rd, 2014

注意事項から書き始める理由は、これから記述する問題が未来のある時点で読者の身に発生しても解決の糸口がなかなか見つからないことが予想されるので、発生する確率は非常に低いがとりあえず一読願いたい、ということである。その問題点とは複数の電源を使用する場合、そのFSP300-60GHT電源間のグランド電位(アース)の微妙な電位差によって接続デバイスが誤動作を起こす可能性があることだ。これは今回紹介する改造法にのみ発生するわけではなく、市販の独立使用用PCスイッチなどを使用した場合も同様だ。

①原因

発生の原理は推測になるが①PCスイッチング電源間の整流・降圧方法の差異(劣化に伴うものも含む)、②コンセントの挿し方向の電源間の差異などが原因で、マザーボードからの信号線のグランド(アース)と、ハードディスク用として別に供給している電源のグランド(アース)に微妙な電位差が発生し、各種エラーが発生する。

SATAでは顕在化した経験はない。IDEが、またIDEのなかでも特にCDR・DVDデバイスが多少問題が発生しやすい傾向にある様だ。

②具体的事例

マザーボードと共用している電源を仮に電源A、ハードディスクとCDR用電源を電源Bとした場合、電源BにCDRを接続し、IDEケーブルをCDRに挿入する前はベゼルの開閉ができる(きちんと動作する)が、IDEケーブルを挿し込むとCDRがダウンする。そのまま起動してもマザーボードがCDRを認識しない。電源AにCDRを差し替えればきちんと動作する。(もちろん電源Bの容量不足ではない。)

この現象は使用するデバイスの種類で現象遭遇頻度が大分違い、その原因は不明だがDVD・CDR等>IDEハードディスク>SATAハードディスクの順で発生する。この現象が発生することは経験からしてまれではあるが、安定動作やデータ保持の観点からすれば、現状で問題が起こっていなくても、できればわざわざ上記の状況を作り、問題の有無を確認しておきたい。

③対処法

万一上記の状態が発生した場合の”まっとうな”対処法はこの現象が発生しない電源装置の組み合わせに変更することである。筆者は各電源のPCケースとの締結用ネジ部分間にアース線(スピーカーコードでもよいしFSP300-60GHT電源コードでもよい)を接続し問題を克服した経験が数回あるが、この対処法の理論的確からしさやそのほかの危険性については全く不明であることをお断りしておく。

おそらくこの現象に遭遇することはなかろうが、万一今後読者が遭遇したら思い出してほしい。