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SAMSUNG LTN156AT32 液晶パネル故障症例

Tuesday, July 15th, 2014

LTN156AT32液晶パネルは、落下させたり、物をぶつけたりして液晶パネル表面のガラス板破損の場合と、液晶パネル自体の基板が故障してしまった際に発生する、ライン抜けや、コントラストの異常があります。

ノートパソコンの液晶ディスプレイに物をぶつけてしまった場合などの故障状況は、黒い斑点のようなものができ、液晶漏れを起こしてしまい、表示できなくなってしまうものが多く、液晶パネルの交換が必要となります。

また、ノートパソコンを落下させた際に、バックライト(冷陰極管)が割れて暗くなってしまった際は、バックライトのみを交換させて頂きますので、メーカーのように、バックライトが切れただけにも関わらず、高額な液晶パネル交換をお勧めすることはありません。

その他、LTN156AT32液晶パネルのコントラストの異常は、液晶パネルの不良であるとも考えられますが、画面が白っぽくなり、はっきりと見えないような状況になります。また、液晶パネルに帯のように表示されない、あるいは変色してしまうような状況が発生することがあります。これは液晶パネルに局所的に力がかかって、液晶パネルの駆動回路が異常となった際に発生します。

また、液晶パネルに表示される映像に、赤、緑、青などの線が縦に入ってしまう、ライン抜け状態も液晶パネルの交換で解消できます。これも駆動回路の一部が外からの圧力などで破損した場合や、もともとの不良の場合もあります。

ノートパソコンに採用されている、LTN156AT32液晶パネルの機種によっては、画面が黄ばんでくるものや、静電気で寄せ付けられた埃が集積して、一部に斑点のような黒い影が現れるものもあります。 このような状態が気になる方にも液晶パネルの交換をお勧めします。製品によっては内部の反射シートのみを交換して、修理できることもありますので。

LTN156AT32液晶パネル取扱い説明および注意事項

Thursday, May 8th, 2014

取扱い上の注意

1.LTN156AT32 液晶パネルはガラス製品の為、強い衝撃を加えると破損します。落下させるなどして機械的衝撃を加えないよう十分注意して下さい。

2.表示面に使用している偏光板は傷つきやすいので、ピンセットや工具などの固い物を当てたり押したり、こすったりしないよう十分注意して下さい。

3.液晶パネルの表面にある偏光板は有機溶剤によって侵される事がありますので表示面が汚れた場合にはセロハンテープでゴミを吸着するか脱脂綿などの柔らかいもので軽く拭き取って下さい。

4.水滴などが長時間付着すると変色やシミの原因になりますのですぐ拭き取って下さい。

5.SAMSUNG 液晶パネルが破損した場合、流失した液晶を口に入れないで下さい。万一、皮膚や衣類に付いた場合は、石鹸で洗い流して下さい。

保管環境上の注意

1.取扱いの際、静電破壊にご注意下さい。

2.高温、高湿下では偏向度劣化を起こしたり、気泡発生や偏光板のはがれが発生することがありますので使用、保存は避けて下さい。保存の際には、直射日光や蛍光灯の光を避けて下さい。

3.塵埃や腐食性ガス、塩分のない清潔な場所で保存して下さい。

4.振動や衝撃等機械的ストレスを受けない場所に保存して下さい。

5.放射線、静電気、強磁界にさらされない場所に保存して下さい。

動作上の注意

1.電源を入れたまま接続したり、取り外したりしないで下さい。故障する場合があります。

2.保存温度の範囲を超えた場合動作規定温度内に戻しても正常に動作しない場合がありますので注意して下さい。

3.光学特性(コントラスト、視角範囲)は、コントラスト調整用VRを調整することで変化します。コントラストの調整用VRにより最適なコントラストに調整して下さい。出荷時は25℃設定で調整しています。

4.表示状態によっては若干、画面を切り換えた際に残像のように前に表示していた状態か視角範囲外が見える恐れがあります。

5.VDDが安定する前に各信号を入力すると内部で使用していますLSIがフローティング現象やラッチアップ現象により破壊されることがありますので十分注意して下さい。

6.電源入力部、制御信号部には保護回路を設けておりませんので、電源変動(リップル電流、電圧)、雷サージ、ノイズ、逆電圧等の電気的ストレスが加わらないようにして下さい。素子が破損した場合、発煙、発火、焼損に至る可能性がありますので、必ず保護回路を入れてご使用下さい。

実装上の注意

1.絶対に改造したり分解したりしないでください。

2.LTN156AT32 液晶パネル表面にある偏光板や液晶パネルを保護するため、透明アクリル板など保護パネルを設けて下さい。

安全上の注意

1.メタルフレームのエッジにはバリがあるため怪我に十分注意して下さい。設計に際してはメタルフレームエッジ部にケーブル等が接触しないように十分配慮して下さい。